『ライブダンジョン！』は、小説投稿サイト「小説家になろう」で生まれた作品。現在はKADOKAWAの複数レーベルでコミカライズ連載されており、ドラゴンコミックスエイジでコミックスが発売されています（2024年3月時点）。
作者・連載・コミックスの情報から、作品の魅力を知ってもらうための概要やあらすじなどをご紹介していきたいと思います。
作者情報
作画：ことり りょう
原作：dy冷凍
キャラクター原案：Mika Pikazo
『ライブダンジョン！』は、「ドラドラふらっと♭」にて連載中です。
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概要
『ライブダンジョン！』は、MMORPGに類似した世界に送り込まれたゲーマー・努（ツトム）の物語です。ツトムはかつてオンラインゲームに熱中していた経験を活かし、レアアイテムの売却で得た大金と、ヒーラーとしての知識と経験を駆使して、巨大なダンジョンの制覇に挑みます。冒険の過程で、ツトムは彼のゲーマーとしての能力をフルに活用し、チームメイトの力を最大限に引き出していきます。
最大のオリジナリティは、ダンジョンの様子がライブ中継されていて、攻略を観戦する人がいること。
現実でいうところの、スポーツ観戦をイメージしてもらえれば分かりやすいかと思います。
ライブ中継されるダンジョンの様子……つまり『ライブダンジョン！』です。
原作小説やその他メディアミックス
書籍版（小説）は３巻まで発売されていますが、残念ながら打ち切りになっています。
ただ、WEBサイト「小説家になろう」では完結まで描かれており、さらに原作者のブログで続編が更新されています。
ちなみにアニメ化の情報は今のところありません。
書籍版の打ち切りになったこともあり、アニメ化は厳しいのでは……という意見がネットで散見されていますが、コミックスの売り上げ次第でまだ希望は残されていそうです。
どんな作品なの？
『ライブダンジョン！』は、主人公がゲーマーとしての知識を活かすことで、ダンジョン攻略の新しい戦略を導入し、物語を進めていく点が特徴です。
ヒーラーとしての地位が初めは低かったものの、ツトムは徐々に認められ、戦闘シーンでは彼の戦略的な思考が光ります。
また、この作品は主人公に過剰なチート能力がなく、地道な努力でレベリングしていく姿に共感を覚える読者も多いでしょう。
物語はダンジョン攻略に焦点を当てつつ、主人公の成長と冒険の楽しさを描いています。
【ここがすごい！】スポーツ観戦のようなダンジョン攻略
ダンジョン内にある「神の眼」（カメラのようなもの）を使って撮影された様子が、迷宮都市の中央にある「神台」でリアルタイム配信されています。
神台はいくつも存在していて「一番台」「二番台」のように数字が割り振られており、数字が若いほどダンジョン高階層の攻略を映し出して、モニターも大きくなります。
神台の周辺には一般人はもちろん、探索者や新聞社など多くの人が集まるので、活躍すれば人気者に。
スポンサーがつくようなこともあります。
ざっくりまとめると、
冒険のプロが活動している姿をカメラで撮影。
その生放送を観てファンが楽しんでいる。
という世界観です。
まさに現実世界におけるプロスポーツですよね。その設定をファンタジー世界に落とし込むという発想により、他に類を見ないバトルの盛り上がり方や人物関係図が生まれていきます。
無料で読めるWEBサイト・アプリ
最新話が読めるのは次の３つです。
- ドラドラふらっと♭
- カドコミ（旧：ComicWalker）
- ニコニコ静画
その他にも「ピッコマ」や「LINEマンガ」といった多くのアプリで読むことができます。
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コミックス発売情報
『ライブダンジョン！』（ドラゴンコミックスエイジ）
2024年4月時点で、コミックスは第12巻まで発売済みです。
＜発売日一覧＞
第１巻：2018年９月７日
第２巻：2019年４月９日
第３巻：2019年８月９日
第４巻：2020年２月７日
第５巻：2020年７月９日
第６巻：2021年１月９日
第７巻：2021年９月７日
第８巻：2022年１月８日
第９巻：2022年７月８日
第10巻：2023年２月９日
第11巻：2022年９月８日
第12巻：2024年３月８日
刊行ペースは大体半年くらい（最短で４カ月、最長で８カ月）。
１年以上の長期休載はなく、年間２冊ずつのペースで発売されています。
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